「人事を尽くして天命を待つ」を英語で言うと?

「人事を尽くして天命を待つ」を英語ではどういうかについて解説していきます。

このことわざには5つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。

【人事を尽くして天命を待つ】
 意味:人としてできる限りのことを尽くしたら、あとは静かに天の意思に任せよう。

  • God helps those who help themselves.
  • Man proposes, God disposes.
  • Do your best and let the heavens(God)do the rest.
  • Do your best and leave the rest to Providence.
  • Do the likeliest, and God will do the best.

God helps those who help themselves.

  • 直訳:神は、自分自身を助ける人を助ける。
  • 意味:何かを達成するには自発性や主体性が大切だ。

解説

このことわざは、古代ギリシャの詩人ソポクレスが書いた悲劇「ピロクテーテース」の一節に由来すると言われています。

この言葉は自助の大切さを伝えており、他人の力を借りることなく自分の力で努力して切り抜ける人には幸運や成功がついてくることを意味しています。

「人事を尽くして天命を待つ」と全く同じ意味ではありませんが、どちらも「できる限り力を尽くす大切さ」を示していると言えるでしょう。

Man proposes, God disposes.

  • 直訳:人が提案し、神が処理をする。
  • 意味:人は計画を立てることはできるが、それが成功するかどうかは決められない。
  • 用語:propose:提案する / dispose:処理する、片付ける

解説

このことわざは、中世ドイツの思想家トマス・ア・ケンピスの著書「キリストに倣(なら)いて」の一節から来ており、1588年のアルマダの海戦の勝利記念としてオランダで作られたメダルにも印字されています。

人は計画を立てることはできるが、それがうまくいくかはわからない、といったニュアンスで、「神のみぞ知る(Only God knows)」という言葉にも似ていますね。

Do your best and let the heavens(God)do the rest.

  • 直訳:ベストを尽くして、残りは天(神)にさせなさい。
  • 意味:できる限りのことをしたら、あとは天に任せる。

解説

この言葉は、「人事を尽くして天命を待つ」をそのまま英訳した表現です。

日本語と同じように「the heavens(天)」を使ってもいいですし、英語っぽく「God(神)」を使ってもOKです。

Do your best and leave the rest to Providence.

  • 直訳:ベストを尽くして、残りは神に任せなさい。
  • 意味:できる限りのことをしたら、あとは神に任せる。
  • 用語:Providence:神

解説

こちらも「Do your best and let the heavens(God)do the rest.」とよく似た表現です。

「Providence」は最初が大文字なら「神」を表しますが、小文字の「providence」は神の摂理、森羅万象に神が介入することを意味します。

Do the likeliest, and God will do the best.

  • 直訳:最も起こりそうなことをせよ、そうすれば神も最善を尽くすだろう。
  • 意味:ベストを尽くせば、幸運や成功がついてくる。
  • 用語:the likeliest:likely(ありそうな、起こりそうな)の最上級

解説

この言葉も「人事を尽くして天命を待つ」に相当する英語表現です。

「the likeliest」は「likely」の最上級です。

「最もふさわしいこと(=全力を尽くすこと)をすれば、それに応じて神も最善を尽くしてくれるだろう」といったニュアンスです。

 

「人事を尽くして天命を待つ」の英語表現について解説しました。

 

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